ここでは、誰でも目指せる3つのリンパマッサージ系資格を紹介しています。
ここでは、「経絡リンパセラピスト」「リンパケアセラピスト」「メディカルリンパセラピスト」「オリエンタルリンパドレナージュ」「リンパリファインセラピスト」「JBTA認定リンパドレナージュセラピスト」の6つのリンパマッサージ資格について紹介しています。
興味のある人はぜひチェックしてみてくださいね!
経絡リンパマッサージとは、自然治癒力を最大限まで引き出して、健康で美しい状態の体に導いていくマッサージ法です。
西洋医学的な概念であるリンパマッサージに、東洋医学的な概念である経絡への処方(ツボ押しなど)を融合させたものであり、東洋医学・西洋医学の両理論と技術をミックスすることで、自然治癒力を最大限引き出して体の奥から健康になり、病気予防や美容維持、ダイエット、不調緩和などに働きかけます。
経絡リンパセラピストになるには、西洋医学と東洋医学の両法から専門知識を学ぶ必要があり、医学的な知識や手技などの施術スキル、またアロマオイルに関する知識など、幅広い勉強が求められます。
資格取得の方法としては「経絡リンパセラピスト養成講座」の受講が一般的。
経絡リンパセラピストの資格に関わる各種認定団体主催の養成講座を受講し、修了すれば、その団体が発行する修了証及び認定資格を取得することができます。
経絡リンパセラピストの資格を取得するには、経絡リンパセラピスト要請講座を受講する必要があります。
養成講座では針灸師の方から東洋医学に関する知識や、リンパ節を刺激するのに有効な施術を学ぶことが可能です。
講座によって学べる知識や技術は異なるため、受講する際はそれぞれの目的に合った講座を選ばなければいけません。
ボディ講座では、筋肉の整筋やデトックス機能を刺激する施術などを学ぶことが可能です。
フェイス講座は、リフトアップに関する施術や知識を学び、顔の筋肉へのアプローチ方法を学習するのに最適です。
ヘッド講座は頭皮に関する施術を学ぶことができるので、資格を取得しておけば薄毛や白髪などのトラブルを改善することができます。
講座の人数は4名となっており、初めての方でも安心して受講することが可能です。しかし講座の受講には講習費だけでなく、資材の購入資金も必要になります。
これから経絡リンパセラピスト養成講座を利用する方は、事前に講座費用や受講する人の数などをきちんとチェックしておきましょう。
リンパケアセラピストは、広い範囲でいうと、リンパドレナージュを行う施術者の呼称です。
資格としては、「キャリアカレッジジャパン」の通信講座である『リンパケアセラピスト』を修了し、一般財団法人「日本能力開発推進協会(JADP)」主催の認定試験に合格することで取得できます。
ちなみにその講座では、アロマオイルを使ってリンパの流れを整え、美肌や痩身、体の不調の改善、デトックス効果などをもたらす「オイルリンパトリートメント」の技術が学べるのはもちろん、70種のオイルの知識、さらにはサロン開業に関するノウハウまで学ぶことができます。
また、「リンパケアセラピスト」「アロマテラピスト」の資格がダブルで取得できるのも魅力です。
標準学習期間は5ヶ月。教材は、完全オリジナルのテキスト&DVDを使用します。
リンパドレナージュの知識を持たない人が、基礎知識と手技を修得してサロン開業までを目指せるよう、1ヶ月毎に、段階に沿ったカリキュラムが組まれています。
受験は随時受け付けており、自宅で可能なのもうれしいポイント。
審査の対象は、人間の体の仕組みに関する基礎的な知識、オイルに関する基礎的な知識、トリートメントに関する職業能力などです。
テキストを参照しながら回答できる記述式の試験であり、合格ラインは得点率70%以上となっています。
サロンを開くことでたくさんの人に癒しを提供し、喜びを体感したかったのでリンパケアセラピストの資格を取得しました。
資格を取得した後は、自宅でサロンを開業し友人や付近に住んでいる方へマッサージを施しています。
リンパケアセラピストの資格を取得したのは、きちんとしたマッサージ技術を身に着けたかったからです。
無事資格を取得できた現在は、自宅でプチサロンを開いています。友人やご近所の方にとても好評です。
現在、介護の仕事で働いているのですが、利用者の方からむくみを相談されることが多くありました。
こうした悩みを解消するため、最近になってリンパケアセラピストの資格を取得しました。現在はマッサージを行うことで、むくみケアもできてきます。
リンパケアセラピストの資格は、この資格ひとつでも十分な効果を発揮することができます。
しかし、他の資格と併用すれば、さまざまな場面で資格を活用することが可能です。
現在は、資格のセット割引が実施されており、他の資格と一緒に申し込むことで資格取得にかかる費用を安くすることができます。
現在人気を集めているのは、整体ボディケアセラピストやフェイシャルリンパケアセラピストとのセット講座です。
リンパの流れを改善することでデトックス作用をアップさせ、健康・美容の増進をはかるのがリンパドレナージュ。
このリンパドレナージュに、「アロマテラピー」と「経絡ツボ療法」、「整体」、また「骨盤矯正法」を組み合わせ、免疫・体質を根治治療していくのがメディカルリンパセラピーです。
一般社団法人国際セラピスト認定協会(ITAA)でメディカルリンパセラピストの受験をすることができます。
この試験の受験資格は、メディカルリンパボディのセラピストとして基礎知識がある・禁忌や体の基礎知識がある・通学または通信において指定講座を修了していること。
在宅または会場にて筆記試験が行われ、基本課題として「禁忌・からだの基礎知識・施術の基礎知識」が問われます。
メディカルリンパセラピストの資格を取得する方の多くは、日本メディカルリンパセラピスト協会を利用しています。
一般的な通信講座は、一つの講座しか取り扱っていないことが多いです。
一方、日本メディカルリンパセラピスト協会は、メディカルリンパドレナージュ資格や、腸リンパデトックスセラピー資格などのさまざまな講座を取り扱っています。
そのため個人の目的に合わせて講座を受講し、資格を取得することが可能です。資格の種類によっては同時受講ができるようになっているため、複数の資格を同時取得したい方にも最適です。
メディカルリンパドレナージュの講座であれば、39,950円という手頃な価格で講習を受けることができます。
受講期間は平均で一カ月から三カ月と短めになっており、うまく講習を進めていけば短期間で資格と取得することが可能です。
二つの資格を取得する場合、受講期間は三カ月から半年程になります。
短期間でメディカルリンパセラピストの資格を取得しようと考えている方には、こういった特徴を持つ日本メディカルリンパセラピスト協会がおすすめです。
講習にかかる時間や費用を最小限に抑え、それぞれの希望する資格を取得できます。
オリエンタルリンパドレナージュとは、リンパの流れを促しだるさやむくみなどの症状を解消する西洋のリンパドレナージュに、中医学と美容鍼の要素を取り入れた新しい技術です。リンパの流れを促す作用とツボ押しを行なうことで、身体の内側と外側から同時にアプローチをして、全身を整えます。
オリエンタルリンパドレナージュセラピストは、インターナショナル美容鍼灸協会が認定する美容用リンパドレナージュの民間資格。認定資格は「フルボディケア」「小顔リフトアップケア」「美脚ヒップアップケア」の3種類に分けられています。
指定の通信講座を修了すれば、認定証を取得できます。
流れの悪いリンパに働きかけ、さらに経路を刺激することで、すっきりとした美しいボディラインを形成。全身のリンパの流れに沿ってケアすることで、頭の先からつま先まで軽やかな感覚を得られます。高いスキルを得たエステティシャンのハンドメイドによって、脚のライン・ヒップライン・ウエスト・背中・フェイスランなどのゆるみを解消。需要の高いケア方法といえるでしょう。
フルボディケアの平均的な受講期間は、およそ5ヶ月です。
年齢とともにゆるむお顔を解消できるハンドメイド技術。頭から、顔、首、デコルテをケアすることで、ゆるんだ顔を引き締まったフェイスラインへと導きます。リンパ・血液の流れを促すと同時に経路を刺激することで、つやのある肌を手に入れリラックス効果も得られるWの効果。メイクやスキンケアにも活かせます。
小顔リフトアップケアの受講期間は、3ヶ月が目安となっています。
むくんだ脚とたるみがちなヒップを同時にケアする美脚ヒップアップは、凝り固まりやすいふくらはぎ・太もも・腰回りのリンパや経路を同時に意識。理想的な脚とヒップのラインをデザインし、誰もが憧れる後姿を形成します。
美脚ヒップアップケアの受講期間は、約3ヶ月です。
リンパリファインセラピストは、国際セラピスト支援振興協会とグローバルボディケア総合学院が認定する美容用リンパドレナージュの民間資格。リンパマッサージの手技や東洋医学のスキルと理論に基づいたツボ押し、デトックス、骨格矯正の技術が身に付けられます。一般社団法人ITSA認定「リンパリファインセラピスト認定証」、グローバルボディケア総合学院認定「リンパリファインセラピスト認定証」と、1講座で2つの資格が取得できます。
グローバルボディケア総合学院の通信講座リンパリファインセラピー講座(リンパ再生ドレナージュ)」を修了すれば、試験を受けることなく認定が受けられます。
ストレートに受けて3ヶ月半で修了する内容ですが、受講期間は8ヶ月間と広く設定されているうえに、延長も可能。一人ひとりのペースに合わせて受けられます。
就職・開業サポートも充実しているので、資格取得後も安心です。
JBTA認定リンパドレナージュセラピストは、日本美容セラピスト協会が認定する美容用リンパドレナージュの民間資格です。
体内のリンパ液の流れを促し、老廃物を排出させることで、全身のむくみがとれ体全体がすっきりとした感覚が得られるスキルを習得。健康的な身体作りができ、理想のボディラインや、デトックス、若返りなども期待できる人気の高いリンパマッサージ資格です。
通信講座または協会認定校で、リンパドレナージュ理論・解剖学・実技を学んだあとに試験で75%以上の合格点を獲得すれば、晴れて資格取得となります。
通学コース修了者は筆記試験と実技試験、通信コース修了者は在宅試験を受験。通学か通信かによって試験の形態が変わるようです。
認定校の通信コースを受ける場合、学習期間は3~6ヶ月ほど。5~8万円ほどの学費となり、通学制コースの場合は20万円程度かかることもあります。
「豊かな人格の上に培う技術」を理念のもと設立されたJBTAは、美のプロフェッショナルの育成に取り組んでいる組織。リンパドレナージュのほかにも多数の美容系資格の発行を行なっており、多くの会員が資格を活かして、プロの道を歩んでいます。
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