リンパマッサージにはオイルを使用します。ここでは、オイルの役割や種類などについて解説します。
リンパマッサージを行う際にオイルを使用することで肌の滑りが良くなり、スムーズにマッサージを行うことができるようになります。マッサージを行う際には、肌に直接触れる必要があります。そのため、オイルなどで肌を保護することによって無駄な刺激を軽減することができます。
また、オイルによってはさまざまな成分が含まれていて、マッサージを行うことでその成分が肌へ浸透していくため、肌のコンディションを高める効果も期待できます。ただし、使用するオイルによって含まれている成分は異なるため、どんな目的を持ってマッサージを行うのかを把握した上でオイルを選びましょう。
リンパマッサージで使用するオイルにはさまざまなものがあります。ここでは、代表的な6種類のオイルについて、それぞれの特徴をご紹介します。
ホホバの実から抽出されるオイル。マッサージだけではなく、古くから髪や肌のお手入れなどに用いられてきたものです。
ホホバオイルの主成分は「ワックスエステル」と呼ばれる成分。人の皮膚にも含まれている成分で、肌の弾力や潤いを保つ働きが期待できです。他の植物から抽出されたオイルと比較しても、ホホバオイルはワックスエステルの含有量が多いため、肌に馴染みやすいという特徴があります。また、脂性肌や混合肌などさまざまなタイプの肌に使うことができるオイルです。
ぶどうの種から抽出したオイルがグレープシードオイルです。サラサラな使用感で、伸びが良いという特徴があります。このブレープシードオイルは食用としても使用されていますが、マッサージに使用する際には、美容用として販売されているオイルを選ぶようにしましょう。
非常に伸びがよく、使い勝手が良いのが特徴なので、夏場のマッサージなどにおすすめ。オイルを使ったマッサージがベタベタするため苦手と感じている人に向いています。
ココナッツの実から抽出され、ほんのりとココナッツの香りがするオイルです。肌への浸透力が高いため、マッサージ向きのオイルと言えるでしょう。ヘアケアなどにも用いられています。
ココナッツオイルには大きく分けて2種類あり、生成されたココナッツオイルと、精製されていないバージンココナッツオイルがあります。マッサージに使う場合には、バージンココナッツオイルがおすすめです。
ココナッツオイルには血液循環を促進するビタミンEや、抗酸化作用を持つラウリン酸と呼ばれる成分が含まれているという特徴があります。
オリーブの実から抽出されるオリーブオイルは、食用としても広く使用されているものです。ただし、食用としてスーパーで販売されているオイルをマッサージに使用することは、肌トラブルを予防する観点からも避けるべきです。美容用に販売されているオイルを使用してください。
オリーブオイルには高い保湿効果が期待できるため、乾燥肌の人へのマッサージにおすすめです。皮脂の汚れを取り去りながら保湿してくれるため、クレンジングにも使用されています。
ローズヒップから抽出されたオイルがローズヒップです。ローズヒップとはバラの実のことですが、少量しか取れないため希少価値が高いオイルです。このローズヒップオイルは、ビタミンCやリノール酸が多く含まれていることが特徴。オイルの90%が美容成分だと言われており、美容効果が期待できるオイルでもあります。ただし酸化しやすかったり、紫外線に当たると肌にダメージを与えてしまったりという特徴もあるため、使用や保存方法には注意が必要だと覚えておきましょう。
スイートアーモンドの果実の中にできる仁から抽出されます。肌への馴染みがよく、心地よい肌触りなので、初めて使う場合にも向いているオイルと言われています。オレイン酸やリノール酸、ビタミンBなどを多く含んでおり、さまざまな肌に合うオイルです。特に乾燥肌の人に使用するのがおすすめです。
肌に優しいということから、小さな子どもに対するマッサージにも使えるのも大きな特徴です。
リンパマッサージに使用するオイルを選ぶ際には、「用途に合ったオイル」を選ぶことが大切です。どのような点に注意が必要かおさえておきましょう。
リンパマッサージを行う際に、どの部位に施術するのかを考えてオイル選びをしましょう。
例えば顔、ボディ、足など、それぞれのパーツ専門のオイルがあります。ボディ用や足用のオイルを顔に使うと刺激が強すぎることがあるので注意が必要です。
どのオイルを選んだら良いのか迷った場合には、全身に使えるタイプを選ぶのがオススメです。
リンパマッサージを行うことで、むくみを取りたいのか、体を温めたいのかなど、目的に合った有効成分があります。そのため、リンパマッサージを行う目的によって、オイルに含まれている有効成分を確認することも必要になってくるでしょう。
リンパマッサージにオイルを使用する際には、まず顔や体の気になる部分にたっぷりとオイルをなじませましょう。しっかりと馴染んでからマッサージをスタートします。マッサージが一通り終了したら、ホットタオルなどで余計なオイルを拭き取ります。
オイルを使用する上では、いくつか注意点がありますので、あらかじめチェックしておきましょう。
マッサージに使用するオイルは、足やボディ、顔と用途によって分けられています。用途として定められている部位以外に使用すると、思わぬ肌トラブルを起こすことがありますので、用途以外の使い方はしないようにしてください(全身に使えるというオイルもあります)。使用する前にパッケージに記載されている注意事項などをよく確認しておくことも大切です。
中にはサラサラしてあまりベタつかないオイルもありますが、マッサージの後に放置するのは厳禁。放置してしまうと、毛穴に詰まっるなどして肌トラブルにつながる場合があるためです。マッサージの後にはホットタオルなどを使用して、しっかりと拭き取るようにしましょう。
オイルは、蓋をきちんと閉めた上で日が当たらない涼しい場所での保管が基本です。酸化を防ぐためにも、直射日光が当たる場所や高温多湿になる場所を避けて保管しましょう。また、開封したら使用期限を守ることも大切です。
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