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要国家資格!医療系リンパマッサージの資格

ここでは、国家資格が必要な医療系のリンパマッサージ資格について紹介しています。

国家資格が必要な3つの医療系リンパマッサージ資格

以下に、「医療リンパドレナージセラピスト」「リンパ浮腫セラピスト」「MLD認定セラピスト」の3つのリンパマッサージ資格について紹介。
それぞれの資格について、一体どのような資格なのか、また、どうしたら取得できるのかなどを、くわしく解説しています。

医療リンパドレナージセラピスト

リンパ浮腫セラピスト医療リンパドレナージセラピストというのは、ガンの手術後やその他の疾病などにより起こる「リンパ浮腫」に対する治療を行う資格者のことです。
医師の診断および指示に基づいて、患者さんやその家族に対する生活指導、また保存的治療となる「複合的理学療法」によって、治療を行うことができます。
(※複合的理学療法とは、スキンケア・医療リンパドレナージ・圧迫療法・運動療法を症状に合わせて行い、セルフケア指導によって奏功効果を引き出すものです)

「医療リンパドレナージセラピスト」の資格は、医師や看護師といった医療従事者、また、作業療法士や理学療法士、マッサージ指圧師といった有資格者が対象であり、取得には条件があります。
リンパドレナージに関する正しい知識と技術を習得するためには、認定校において自分の要望に沿った受講内容のコースを受講し、認定試験に合格することが必要となります。
認定試験に無事合格すれば、認定資格が発行されます。

リンパ浮腫セラピスト

診療報酬改正によってリンパ浮腫指導管理料が保険適用となったことを受けて、リンパ浮腫の予防や患者さんへの指導ができる医療従事者の育成をはかるため、「リンパ浮腫セラピスト」という認定資格が発行されることになりました。
受講資格があるのは、医師・正看護師・作業療法士・理学療法士といった医療従事者。
資格取得者は、患者さんに対するリンパドレナージやスキンケア、弾性着衣や弾性包帯を使った圧迫療法、さらには日常生活の指導などを行うことができます。

「医療リンパドレナージ協会」「日本リンパドレナージスト協会」などが資格の認定を行っており、教育機関には、協会が主催する養成講座や「フランシラナチュラルセラピストスクール」などがあります。

カリキュラムは、厚生労働省後援の新・リンパ浮腫研修委員会が策定する「専門的なリンパ浮腫研究に関する教育要綱」に準じた独自のプログラム編成になっています。
前期においては、MLD手技や患者さんに対する指導に必要な技能の習得。
後期においては、医師の指示に応じた専門的なケアが行える技能の習得が主です。
修了試験・審査は、講義科目と実習科目に分けて行われ、修了試験に無事合格してクリニック研修を終えた人に修了証の発行がされます。

MLD認定セラピスト

リンパドレナージュの本家本元であるエミール・ボッダー博士が生んだテクニックが「MLD(マニュアルリンパドレナージュ)」です。
この施術にはオイルなどを一切使わず、また強い圧を加えることもなく、羽のような軽いタッチで手指の繊細な動きを用いて施術します。
動脈血流に影響を及ぼすことなく、リンパの流れのみを促進できるのが大きな特徴です。

この技術を本格的に学べるのが「ジャパン エコール デ アロマテラピー」。日本人で初めてオーストリアの「MLD」にて認定講師となった人物が校長を務めるスクールです。
このスクールでは、「ボッダーアカデミーMLDベーシックセラピスト」「ボッダーアカデミーMLDセラピー1セラピスト」の2つの資格の認定を行っています。
前者はリンパドレナージュを初めて学ぶ人の基礎的な知識を修めたことの証明となり、6日間の履修で理論と基本技術を習得します(試験はなし)。修了するとセルフケアや家族への応用が可能です。
後者は上級資格であり、基本技術にプラスしてより高度な技術を学んでお年寄りや赤ちゃんなどにも安全に行える手技を習得します。
同じく6日間の履修で、その最終日にある試験に合格すると修了証が与えられて資格を取得できます。