リンパを詰まらせるゴリゴリの正体

リンパマッサージ中に現れるゴリゴリの正体は?

筋繊維の固まり

リンパマッサージを受けたときに、「ゴリゴリ」とした箇所があることに気づいた人は多いことでしょう。この「ゴリゴリ」の正体は、みなさん気にはなっているけれど、あまり突き詰めて考えることはないのでは?今回はそのゴリゴリは何か、ということをご説明していきましょう。

実は、このゴリゴリの正体は多くの場合「筋繊維の固まり」なんです。筋肉を構成している筋線維が意図せず収縮してしまうことで、ゴリゴリと硬くなってしまうのです。筋線維には、「アクチン線維」と「ミオチン線維」の2種類があり、この2種類の筋線維は、普段は互いに離れていますが、筋肉に常に負荷がかかるような状態になってしまうと、連結して固まってしまいます。この筋繊維の固まりがゴリゴリとなり、押すことで痛みを伴うこともあります。

ゴリゴリは老廃物のかたまり?

よく、ゴリゴリの正体は「老廃物」と言われることもあります。その考え方は、決して間違いではありません。老廃物とは、体内で不要になった物質のことを指します。老廃物の蓄積は体の機能を低下させる原因になります。そうなってしまうと、筋肉に余計な負荷がかかり、筋肉が固まってしまうことは充分考えられるのです。ですから、老廃物が原因でゴリゴリが発生するともいえるでしょう。

ゴリゴリを放置してはいけない!

ゴリゴリを放置しておくと、痛みが増すことがあります。ゴリゴリは筋肉が固まってしまった箇所ですから、筋肉の動きが阻害される可能性もあります。また、筋肉が固まってしまうということは、リンパの流れが悪くなっているということも考えられます。リンパの流れが悪いと、老廃物が排出されづらくなってしまって、肩こりや腰痛などさまざまな影響が現れる可能性もあります。もし体にゴリゴリする部分があれば、念入りにマッサージを施しましょう。

ゴリゴリができやすい場所

リンパ節付近にゴリゴリはできやすい

では、ゴリゴリは身体のどの部分にできやすいのでしょうか。上記でもご説明したように、ゴリゴリはリンパの流れとも関係していると考えられます。ですから、「リンパ節」の近くにできやすいと考えられています。リンパ節とは、リンパ管が太くなった部分で、主に体の関節付近にあります。このリンパ節はリンパ液がたまりやすい場所で、流れている老廃物もここで滞留するため、刺激して流れを良くする必要があります。以下に場所ごとのマッサージ方法などをご紹介します。

  • 鎖骨のリンパ:鎖骨上の窪みを体の外側から中心に向けて、ゆっくり揉みましょう。ここは最終的に心臓から静脈へ流れ込む前のリンパ節で、老廃物が多い場所です。
  • ・脇の下:のどや肺に近い、腋窩(えきか)リンパです。リンパは手から腕の根元に向かって流れていますので、手から脇の方に向かってさすりましょう。
  • ・足の付け根:骨盤の窪み部分、下半身のリンパが集合する鼠径(そけい)リンパです。ここに老廃物が溜まると下半身全体がむくむなどの症状が出ることもあります。へそのある方向から、骨盤のくぼみに沿って、くぼみの中心部に向けてさすりましょう。
  • ・ひざ裏:膝窩(しっか)リンパと呼ばれるひざ裏のリンパ。鼠径リンパと同様に、脚のむくみに大きく関係するところです。ふくらはぎからもも裏へ向かって、優しく流すようにさすりましょう。

まとめ

マッサージの際に気になるゴリゴリについて解説してきました。ゴリゴリは放置するとリンパや血液の流れを悪くして、体の不良を招く原因になってしまいます。ゴリゴリができない生活を送ることが大切ですが、もしもゴリゴリを見つけたら早く解消するようにしましょう。ゴリゴリの解消方法はさまざまですが、主にマッサージが解消方法の1つとして有効です。マッサージやストレッチ、体を温めるなど色んな方法を組み合わせてゴリゴリを解消していくようにしましょう。

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